本日のデータ
日付 8月27日(水) 天気晴/曇
旅日数447日目 体調元気
寝床口屋内の四万十川の河原 現在地高知県西土佐村
移動 37番札所

走行距離124.14km 総走行距離11684km
走行時間7:03 平均速度17.6km/h

日本最後の清流
 5時起床。準備をして5:40頃出発。キャンプ場から県道までの1.4キロの急坂を汗ダラダラかきながら登る。海上からの綺麗な朝日が見れた。凄く感動的だった。
 県道に出て昨日のアップダウンの繰り返し。アップダウンをクリアしても次はR56の七子峠だ。急な坂は無いがひたすら7キロの登り坂。この長さにはかなり疲れさせられた。ヘトヘトになって37番「岩本寺」を打つ。次の38番「金剛福寺」までは95キロ道のり。お遍路泣かせと呼ばれる足摺岬の先端に有るお寺だ。R56でこのまま38番のお寺さんに向かおうかとも考えたが、R381を走る事にした。この道は四万十川沿いを走る道だ。多少遠回りになるが折角四国に来たのだから日本最後の清流と呼ばれている四万十川を見とかないと。
 R381は殆ど平坦な道だ。綺麗な四万十川と共に快走。きもちいい!国道なのに道幅が狭く趣があり、交通量も少なく走りやすい情緒のある道だ。大型車が通ると自転車ですら止まって道を譲らないとすれ違えない所までもあったりする。
 早朝に出発した為に、12時頃で走行距離70kmちょっと走った。まだ時間が早い為に元気な気で居るが、ちょっと休むと疲れが出てくる。でも、綺麗な四万十川沿いだし、道は平坦だから気持ちよく走れる。 この道を選んで良かった。走行距離が100キロを越えた辺りから寝場所を探しながら走る。四万十川沿いはキャンプ場が多い。無料の所もちらほらあるし、キャンプできそうな河原もそこそこある。が、こんな綺麗な川があるのだから、赤く染まる空とそれを写す四万十川を見ながら冷たいビールを飲むぞと決めていた。でも四万十川沿いは集落があってもビールなど売ってる売店は全然無い。 120キロを越えてもう疲れてきたので水とトイレが近くにあるなら何処でもいいやと妥協したらやっと売店のある集落に来た。近くの綺麗な河原ではもう既にキャンプしてる人も居る。直ぐ近くに沈下橋もあり、トイレも水もある。最高のロケーションだ。頑張ってここまで走ってきて良かった。早速テントを張り、歩いてビールを買いに行く。3分程の近さだ。沈下橋を渡ってお店に行く途中に、一人でカヌーを持って歩いてるオッチャンが居たので途中まで一緒に運んであげた。こんな所でカヌーが出来るなんて羨ましい。 売店でお酒(ビール500ml×3、チュウハイ350ml×1)を買って、テントの外で夕焼けを写す四万十川を見て飲んだ。最高の一時だ。結構酔って20時頃眠る。