本日のデータ
日付 7月 8日(火) 天気晴れ/曇り/雨→晴れ/曇り
旅日数403日目 体調疲れ気味
寝床道の駅波野 現在地熊本県浪野村
移動 道の駅やよい→三重町→竹田市→道の駅波野

走行距離81.43km 総走行距離10313km
走行時間6:11 平均速度13.1km/h

ヘトヘト
 昨日は日記更新後、洗濯して、近所のスーパーで夕飯(カツ丼330円)とビールを買って道の駅のベンチで飲んだ。飲んでるとノラ猫がやってきたのでオツマミの海苔煎餅をあげた。カワイイ猫だった。 ベンチで寝ようと思ったが、道の駅の裏の軒下にテントを張って21時頃眠った。
 朝、6時起床。夜はちょっと寒かったが良く寝れた。が、何故が体が重く、眠気が残っていて、疲れが取れてない。こんな日は連泊モードなのだが天気はまぁまぁいいし、ここの道の駅では連泊しづらいので出発する事にする。ラジオの天気予報によるとこの辺りは雷注意報が出ている。九州北部は雨の確率が高い。梅雨前線が九州の北の方にある為だそうだ。今日、行こうと思えば愛媛に渡れる。天気予報で愛媛の予報を見ると今日含めて5日間雨マークが付いている。うーん、行くの嫌だなー。マップを見ていると、行くのを止めた阿蘇地方がここから意外と近いことに気づいた。100キロ程だ。頑張れば1日で行ける。色々な旅人に評判のいい阿蘇ライダーハウスと言う900円の安宿がある。そして何よりも阿蘇には行きたかった。どうしようか。。。佐賀関に行くにも、阿蘇に行くにも途中までは同じ道なので、分かれ道なでに決めようと出発した。
 R10を走る。軽い峠を越え。中ノ谷トンネルで峠越えだ。1キロ近い歩道の無い中ノ谷トンネルは点滅のテールランプを点滅させて抜ける。トンネルを越えると雨。直ぐに自動販売機コーナ&屋根付きの休憩所があったのでそこで雨宿り。コーラを飲んで休憩。空は明るいので直ぐに止むだろうと思っていた。ベンチに座ってると突然「ちょっと良いですか?怪しい者ではありません」とオッチャンに声を掛けられた。だいたい自分の事を「怪しい者ではありません」と言って声を掛けて来た人の95%は怪しい人なので思わず身構えた。名刺まで渡されたので何か売りつけようと声を掛けたのかと思った。でも名刺を見たら印刷屋さんの名刺だった。話をすると、このオッチャンの息子さんが夏休みの40日間で九州から北海道まで自転車で行って帰ってくるという計画をしていると言う。本当に「怪しい者」では無い人だった。怪しんでゴメンナサイ。そのオッチャンに、(息子さんが書いた)予定ルートとスケジュールを見せて貰った。毎日では無いが一日160キロや180キロとか走る日もあるし、黒部等の山間部も走るコースとなっていた。かなり無理があるルートだ。毎日毎日こんな距離は先ず走れないだろうし、夏だから想像以上に体力を消耗する。たとえ走れてもただただ走るだけの毎日となるだろう。疲れも溜まるし、それだけ事故の確率が高くなるし。楽しく無いだろうし。止めるべきだと言った。40日で行くだけでも結構辛いと思う。北海道に行きたいならフェリーで行って北海道を楽しんだ方が絶対いいと伝えた。話をしてるとこのオッチャンに「今日うちに泊まって息子と話をしてくれ」と言われた。泊めてくれるというのは嬉しかったがオッチャンのお宅は佐伯市。来た道を戻らないとならない。それはどうしても嫌だったのでお断りした。ゴメンナサイm(_"_)m
 オッチャンと分かれた頃には雨は止んでいた。これから先も雨に苦しめられるのは嫌なので阿蘇に行くことに決めた。梅雨明けまで阿蘇ライダーハウスに居よう。早速阿蘇ライダーハウスに電話して予約した。
 R10からR502に入って走る。途中まではいい調子で走っていたのだが40キロを越えた辺りからキツくなってきた。大した峠も走って無いし、今日はどうしちゃったのだろう?朝からちょっと体調が悪かったからな。なんとか阿蘇まで行くぞぉー と頑張った。が、R502は意外とキツイ。調子の悪さと向かい風も手伝い相当ツライ。道の駅きよかわ で休憩。パンクが発覚して、直した。タイヤがすり減ってくると簡単にパンクしてしまうので早いところ新しいのに交換しよう。かなり疲れながらも走り、竹田市へ。竹田市にある生目神社に水が湧いてる所があったので神社で手を合わせて「水を下さぁ〜い」と言って水をガブガブ飲ませて貰った。滾々と湧き出る冷たい水は疲れた体には最高だ。水の有り難さを感じる。竹田市からR57へ。ここの急では無いが登り坂。何時もだったら14〜5キロ程で走れる様な坂なのだが、今日は6〜8キロ程度で必死だった。70キロ、80キロと少しづつ距離を進めた。80キロちょっとの所に道の駅波野に着いた。16時半頃だった。もうダメだぁーって位疲れていた。道の駅の軽食屋で300円の かけそば を食べる。しょっぱいつゆが美味しく感じた。休憩室で暫く休憩。考えたがもうこれ以上走りたくないので今日はここの道の駅に泊まる事にした。阿蘇ライダーハウスには今日は行けません明日お願いします。と電話した。7時過ぎに休憩室が閉められる。道の駅の裏にあるイベント広場の屋根の下にテントを張って21時頃眠りにつく。