本日のデータ
日付 6月20日(金) 天気晴れ時々曇り
旅日数385日目 体調元気
寝床南風見田キャンプ場 現在地沖縄県竹富町
(西表島)
移動 南風見田キャンプ場

走行距離0km 総走行距離9715,3km
走行時間0:00 平均速度0km/h

海はなめたらアカン
 釣りに行こうと5時に起きたが暗いのでまた眠った。  7時半起床。浜を散歩して帰ってシャワーを浴びて洗濯。良い天気だから直ぐに乾くだろう。 センセイとサトウ君はカヌーに出かけた。オオツキ君は歯が痛いと歯医者へ。自分一人になってしまった。かと思ったら、バイクの音が。波照間で会ったオクさんが来たのだった。日陰になるいいポイントを教えてあげてテントを張り終えたら海に泳ぎに行くことになった。カワムーの加わって3人で海へ。台風の後だがリーフの中は穏やかだ。カメラを持って泳いだ。リーフの裂け目で遊んでいた。なかなかいい写真も撮れた。だんだんリーフの向こう側に行って遊んでいた。すると次第に川のように沖に流されだした。ヤバイかな?と思って戻ろうと泳ぐも進まないどころか潮の流れに負けて後ろに進んでいく。そのスピードもだんだん早くなってくる。これが離岸流なのかと思った。もう泳いでも適わない。でもこのままじゃ戻れない所まで流されてしまう。鮮明に「死」を意識した。とっさにリーフの裂け目からリーフの上に出ればこの流れから脱出できるか?と思って、流されながらもリーフの上に移動できた。だがリーフの上も沖に向かっての強い流れがあった。これ以上流されたら本当に死ぬかもと思ってリーフの珊瑚をつかんだ。珊瑚をつかむと少し頭が沈むので波が来るとシュノーケルの上に波が来て息が出来ない。でもながされたら死ぬと思って。波が引いたときに息を吸って、波が来たときに、潜って珊瑚を掴んで少しづづ、少しづづ浜に向かって進んだ。掴んでる珊瑚を離したり、珊瑚が折れたりしたら死ぬなと思いながら。 ロクに息が出来ないから本当に苦しかった。どこまで進めばこの流れが無くなるのか、この流れが無くなるまで進むことが出来るのか?息がもつのか?短い間に色々な事を考えた。何とか珊瑚を離さず、壊れもしないで少しずつ進めてなんとかこの流れから脱出。命辛々帰ってきた。泳いでるオクさんにリーフの端の方には行くな、行ったら死ぬぞと言って、浜に戻った。あぁ〜怖かった。
 カワムーは今日もアバサー(ハリセンボン)を突いていた。今日はアバサー汁だ。キャンプ場でたき火でアバサー汁を煮込む。カワムーに味付けして貰って食べる。うん、美味しい。きっと今日だけで2000円分はアバサー汁を食べたな。アバサーは高級魚なのだ。
 最近、結構海で泳いだり、浜を散歩したのでかなり日焼けした。3月から屋久島で焼いていたので痛くなったりは殆どしない。弱火でじっくり焼くのがいいらしい。