本日のデータ
日付 6月17日(火) 天気曇り時々雨
旅日数382日目 体調元気
寝床キャンプ場の管理人さんの空き屋 現在地沖縄県竹富町
(西表島)
移動 南風見田キャンプ場→キャンプ場の管理人さんの空き屋

走行距離0km 総走行距離9715,3km
走行時間0:00 平均速度0km/h

台風接近 避難
 朝、6時半起床。夜からの雨は止んでいた。曇ってはいるけど風も少し吹いてるだけでとても台風が来る様には感じられない。
雨上がりの日には天然記念物のセマルハコガメが道を良く歩いてると聞いたので探しに行ってみた。が、残念ながら見つからない。自分が来る前はあっちこっち歩いていたらしいのだけど、自分がきてからパッタリと姿を見なくなったと言う。自分はまだ一度も見たことがなかったので見てみたかったのだけど。
 コーヒーを飲んで、朝御飯を炊いて朝食を食べる。管理人さんが来て、ヤシガニを見せてくれた。仕事帰りによく道路を歩いているので捕まえて持ってきてくれたのだ。持ってきてくれたヤシガニは結構小さい方らしいけど、始めて見る自分には驚く程大きかった。ヤドカリのカラを取って大きくした感じだ。ツメは強力で指を夾まれると落とされるらしい。管理人さんの協力でヤシガニ汁を食べることに。 先ず、湯を沸かしてヤシガニをぶっ込んでカラが赤くなるまで茹でる。次に湯から出してよーく洗う。ヤシガニは雑食性で何でも食べる。牛糞やら馬糞までも食べる事があるらしいのでよーくよーーーく洗わないと腹を壊す。内蔵も食べてはダメ。後は味噌を入れて暫く茹でて出来上がり。汁もヤシガニの身も凄く美味しかった。管理人さんに感謝だ。
 お昼を過ぎて、台風はどうやら西表を直撃するらしいとなり、管理人さんの空き屋に避難させてもらう事にした。自転車はキャンプ場の炊事棟に入れて、カバーを掛けて紐で縛って風で倒れない様にした。必要な物を持って、キャンプ場のママチャリを借りて空き屋へゴー!
 空き屋は、サトウキビ狩りのアルバイトの人を泊める為の家だそうだ。ちょっと汚れているので掃き掃除をして荷物を入れた。空き屋には冷蔵庫、扇風機、キッチン、炊飯器、電気もあり、かなり快適だ。管理人さんありがとう。近所のスーパーに買い出しに行く。冷蔵庫があるのでビールを買って冷やしておく。冷たいビールが飲めるなんて嬉しい。
 暇なのでジャンプを買いに、バイクを走らせて大原のスーパーへ。が、残念ながら売ってなかった。この島では注文しないとジャンプですら入手は難しい。却って、炊飯器でご飯を炊いて皆で夕食。冷たいビールを飲んでラジオを聞きながら眠る。寝る前は風も強くないし、雨もたまに降る程度で台風が来そうな気配は無かった。

  PS。ヤシガニが準絶滅危惧種であると知ったのは後の事である。