本日のデータ
日付 5月25日(日) 天気雨時々曇り
旅日数359日目 体調元気
寝床慶佐次公民館 現在地沖縄県東村
移動 新川ダム→慶佐次湾のヒルギ林→慶佐次公民館

走行距離22.26km 総走行距離9314.5km
走行時間1:05 平均速度20.4km/h

いつまで雨がフルフル♪
 6時起床。朝から雨だ。止む様子は全く無い。昨日の残りのご飯を朝食に食べる。というか、夜に沢山炊いといて朝に残りを食べる事にしていた。 ふと気づくと雨降る駐車場に一台の車とその隣にテントが。いつの間にか夜にテントを張って寝たらしい。気づかなかった。 朝食を食べ終えて歯を磨き、出発の準備も終わって雨が止むのを待つばかり。気長に待っていると8時頃、テントの人が起きてきた。てっきり一人かと思ってたらテントに3人、軒下のベンチに一人、合計4人の男の人が寝ていたのだった。起きてきて自分を見てビックリしていた。ちょっと話をすると(皆流暢な標準語で簡単に聞き取れた)、その中の一人が自分と同じく埼玉県の狭山市に15年間位住んでいたという事が分かって(今は沖縄在住)意気投合。こんな所で狭山人に出会えるなんて。彼は稲荷山に住んでいたようで狭山の中でも結構近い。世間は狭いもんだ。この4人のメンバーは沖縄山岳会のメンバー(総勢80人以上!)で今日はどこかの川の川上りをする予定だってけどこの雨で中止になってしまったらしい。色々話をしてるとコーヒーをごちそうになった。それから、オニギリ3つに、アンパン、ペットボトルのお茶、久米仙(水で割ったやつワンカップタイプ)と、食いかけのポテトチップまで頂いてしまった。まったくありがたい。皆、旅が好きで、旅人を見ると力になってあげたいから と言っていた。嬉しい。自分も旅が終わったらこんな人間になりたい。この4人の人は皆いい人で、それぞれ個性的。昆虫博士、ハブ博士、自然博士、山登り狂。面白い人達で、そして凄く優しい。実は奥の農村公園で首を虫か何かにやられてブツブツが出ていた。きっと毛虫にでも刺されたのだろうと痒かったけど放っておいたが、それを見て薬まで塗ってくれた。本当に優しい人たちなんだ。暫く話をしていたが、集合時間に間に合わなくなるとか言って9時過ぎに慌ててテントを畳んで車で去っていった。最後まで手を振って車を見送ってた。4人のメンバーのうちの一人に、糸満に来たらうちに泊まりなと電話番号を教えて貰った。糸満は通り道なのだが本当に泊めてもらっちゃっていいのだろうか?悩む所だ。
暫く天気を伺っていても一向に回復する様子はない。あ゛〜 と思っていたら、暇そうな自分を見て話しかけてくれる人が居た。このダムの管理してる人だった。いろいろ話をして、このダムの前にある公園(かながーなー広場だっけかな?)は、申し込めば無料で使えるとの事だった。オートキャンプ施設が無料で使えるなんて凄い。 各駐車場に電源があるだけの芝生のキャンプ場だけど一応炊事棟もあるし。隠れたキャンプ場だな。
 朝の天気予報では昼過ぎから曇りになると言っていたが、お昼近くの天気予報では夕方から曇りになるに変わっていた。はぁー。14時までに雨が上がらなかったらここに連泊だなと決めた。13時頃、雨が止んで空も明るくなる。10分位様子を見てまだ大丈夫そうだったので出発した。携帯の電波も届かないし、ちょっと風が吹くと雨が吹き込んでくるこんな所あんまし長くは居たくない。 出発して直ぐにアップダウンの連続。疲れるが、走れて嬉しいし、楽しい。幾つかの集落を越えて慶佐次(げさし)という集落に着いた。ここには本島最大のマングローブ林がある。ヤエヤマヒルギという木の北限でもあるらしい。マングローブ林ってなんか好きだ。「原生林」ってムードが漂ってる。こんな所をカヌーで上って行きたい。が、雨が再び降り出し、そんな気にもならない。風も多少あって建物の軒下に自転車を置いたがそこまで吹き込んで来る。 マングローブ林を数枚写真に撮って後にする。マングローブ林の直ぐ近くに人気のない建物が。行ってみると公民館だった。また公民館か・・・。どうする?俺。 でもココ以外に雨宿り出来そうも無いし、軒下が大ききくて雨宿りには最適だし、余裕でテント張れるし。。。とりあえず雨宿りしよう。
 再び降り出した雨は一向に止む気配もなく16時を過ぎた。・・・もし今雨が止んでもあまり走れないよな。ココ携帯電話の電波入るし。 ここに泊まっちゃおうか。と自分の中の誰かが囁いている。そうします。(^^;
明日は天気はなんとか回復しそうなので明日は頑張ろう!
今日は22キロしか進めなかった。昨日は40キロだし。なんかイライラする進み方だな。梅雨だという事で多少覚悟してたけどやっぱ嫌だな。







慶佐次湾のヒルギ林

公民館で雨宿り中に日記をカキカキ