本日のデータ
日付10月29日(火) 天気曇り、晴れ、雨、雹、強風
旅日数151日目 体調鼻水ズル
寝床道の駅舟屋の里伊根 現在地京都府伊根町
移動 道の駅伊根町ー千枚田ー浦嶋神社ー経ヶ岬ー道の駅たんごたんご

走行距離39.34km 総走行距離7985.6km
走行時間3:24 平均速度11.5km/h

雨ニモマケテ風ニモマケテ
 昨日は思ったより寒くないとか言っていながらだんだん寒くなってきてなかなか眠れなかった。 19時頃寝袋に入ったが寝たのは21時過ぎだった。0時と3時頃に寒さで起きる。 5:30携帯のアラームで起床。まぁまぁよく寝れた気がしたが、トイレに行って自分の顔を見て驚いた。 目の下に凄いクマが出来ていた。多分寒くて熟睡出来なかったのだろう。今朝も寒い。いったい何度なのだろう? 温度計があったら良かったのだが。
 昨日靴と靴下が濡れてしまっていたので風通しの良い場所に置いておいたのだが全く乾いていない。仕方ないので 乾いた靴下を履いて、靴下の上からビニール袋をかけて靴を履く。これでちっとはマシかな?今日も朝から雨が降ったり止んだり。なかなか出発出来ない。雨が止んでさぁ、出発しようと思ったらまた 雨が降ってくる。ラチが開かないので小雨の中出発。国道では無く、千枚田を見る為にアップダウンの多い道を 選ぶ。登ってる時は暑いが下ると寒い。暑くてもレインコートを脱ぐと濡れるという状況で走る。 暑い時は腕まくりして走った。少し走ってると腕まくりした腕に当たる雨が痛い。雹だ。今日も降って来やがった。 霙(みぞれ)混じりの雹だった。本当に10月か?
 千枚田に到着。段々畑の田んぼバージョンといった感じだった。海と田んぼの一見ミスマッチの風景も悪くない。 千枚田を過ぎて浦嶋神社を目指す。ここ伊根町は舟屋と共に浦嶋伝説でも有名な所なのだ。 浦嶋神社を目指す道もアップダウンの連続。景色はいいが、強い向かい風が加わりキツイ。寒い。途中で何度か雨が強くなり誰かの倉庫の軒下や 車庫の軒下、トンネルの中で雨宿りしながら走る雨宿りにかなり時間を取られてしまう。雨宿り中も寒くてしかたないのがツライ。雨に濡れた手が冷えるので何度か暖かいジュースを買って手を暖めた。 浦嶋神社では玉手箱が見れるそうなのだが、残念ながら玉手箱のある資料館は閉まっていて見れなかった。 ただ境内の中に亀の甲が奉ってあった。
 浦嶋神社からR178に出て経ヶ岬を目指す。今日は調子が悪いのかまだ25キロ程しか走ってないのに凄い疲れて しまった。風邪が原因なのか、寝不足が原因なのか?それともアップダウンが予想以上にこたえたのか? もうヘトヘトだ。なんとか経ヶ岬まで来た。折角来たのだから灯台を見ようと、雨降る中歩いて灯台へ。 灯台まで4,500メートルなのだが行って帰ってくるだけで疲れる。遂に膝がガクガクしてきた。今日は本当に調子が悪い。
 経ヶ岬を後にR178を進む。まだ30キロ程しか走ってないが道の駅たんごたんご で野宿しようと決めた。 14時過ぎに着いてしまうだろうが、道の駅が閉まるまで休憩所で服などを乾かして軒下とかにテント張って寝てやる。 そう思い、走る。幾つかのアップダウンを越えて疲れ切って道の駅に到着。しかし、こんな時に限って休館日だった。 なんてこった。神様は自分に様々な試練を与えて下さる。まぁ、休館日って事はいつでもテント張れるって事だ。道の駅の裏の軒下にテントが張れそうなスペース があるのを確認した。少し眠いのでもうテントを張って寝てしまおうかとも思ったがトイレの個室にコンセントがあるのを発見したので 便座に跨りながら日記を書いている。しかし寒い。トイレの中でも寒い。汗で濡れたセーター、シャツ、ズボンそしてつま先。体全体が寒い。 便座に跨って震えている。ヤバイ程に寒い。この道の駅のすぐ近くに温泉があるので入りに行ってこよう。ただ、17:30からで、あと1時間以上待たなければ ならないのだ。近所にユースホステルでもあれば迷わず泊まるのに。
 なんとか今夜も乗り切らなければ。明日は予報では曇り時々晴れ。明日は頑張ろう。風邪なんか引いてる暇は無いぞ。










伊根町の舟屋

浦嶋神社