本日のデータ
日付8月31日(土) 天気曇りのち霧雨
旅日数92日目 体調良好
寝床赤岩神社 現在地青森県東通村
移動 薬研野営場ー尻屋崎ー赤岩神社

走行距離88.89km 総走行距離5074.6km
走行時間05:00 平均速度0km/h

出発は失敗?
 朝、6:30起床。ダメだ。朝から「よし!行くぞ!」という気分にならない。管理棟の中に居るとついダラダラしてしまう。 そしてそれが凄くいいカンジなのだ。6月にここに泊まったときは、これから楽しみにしていた北海道だから出発するは すんなり出れたのだが、今は、これから寝る場所を探すのに苦労するんだろうなと思うと快適なこのキャンプ場から なかなか出る気になれない。バックパッカーの人はこれからキャンプ場の自転車を借りて尻屋崎に行って来ると言って 7時過ぎに出発していった。自分も。。。と思うのだがなかなか、、、。取りあえずいつでも出発出来るように準備だけは しようと、寝袋やら、マットやら調理器具を仕舞う。仕舞っているうちに意外な事にやる気が出てきた。そして 7:50頃ちょっと名残惜しいが勢いで出発した。
 今日はあさから曇り。自分も尻屋崎に行ってそれから下北半島を南下する事に。今日の寝る場所の候補は いくつかあって、三沢市の道の駅と、三沢空港の近くの運動公園と、カワヨグリーン牧場キャンプ場だ。 体力や気分、そして野宿できそうな場所かどうかで臨機応変に決める予定だ。
 とりあえず、薬研からR279に出て、県道266号と6号を走って尻屋崎へ。途中の道は少しアップダウンがあって 辛かった。尻屋崎のちょっと手前の海岸でキャンプ場の自転車を発見。バックパッカーの人だ。彼の趣味は 珍しい物を拾うこと。石や魚の骨や流木や木の実やなどんど実に多彩。散歩から帰ってくるとポケットの中から 収穫したものが次々と出て来るのだ。変わった人だ。そして彼は今、海岸で打ち上げられた物を物色中という訳だ。 海岸まで少し遠いのでそのまま通り過ぎて尻屋崎に到着。なかなか綺麗な岬だ。写真を撮っていると、 バックパッカーの彼もやってきた。どうやらさっきの海岸ではいい収穫は無かったそうだ。でも「ここでも探そう」 と言って海岸に降りていった。自分は興味が無いし、そろそろ出発したかったので、「自分は出発するよ。今度遊びに 行くね」と言って出発した。「遊びに行くね」とは、彼は京都に住んでいて、京都に来たときには家に泊まっていいよ と言ってくれたからだ。京都に行ったら泊まらせて貰う積もりだ。本当に助かる。
 尻屋崎を出発して県道248で南下する。この道は寂しくてアップダウンのある道だった。R338にぶつかるちょっと手前で、 工事現場に居たオッチャンにちょっと休憩していきなよ。と呼び止められる。疲れていたので、休憩しながらオッチャンと 暫く話をして。15分位話をして出発。R338に出て、コンビニで昼食を食べる。13時頃だった。
 昼食を食べて出発。少し雲行きが怪しくなってきた。構わず南下していると降ってきた。霧のような、霧雨のような雨だ。 そんな雨でも暫く走っているとずぶ濡れになる。携帯の天気予報(むつ市だが)によると、曇りのち晴れだったので、 きっと直ぐ上がるだろうと思って雨宿り出来る場所を探しながら走った。六ヶ所村に入る少し手前の東通村の白糖という場所で 神社を見つけたのでそこの軒下に逃げ込む。14時30分頃だった。この神社は 赤岩神社 という神社だった。雨はシトシトと降っている。 やる事がないので、置いてあったほうきで軒下を掃く。雨宿りさせてもらうお礼です。しかし、一向にやむ気配がない。 こりゃ長期戦だなと思い、自転車にカバーを掛けていると地元のオッチャンがやってきて「この神社の中に泊まっても いいぞ。俺もあっちこっち旅をしていた経験があるんだ。」と言ってくれた。それに、買い出し出来る場所も教えてくれた。 本当に有り難い事だ。でも、もう少ししたら止むかもと粘ったのだが、17時になった今でも止みそうも無いのでここに泊まらせて 頂くことにする。ここに来たとき、最悪軒下で眠らせて貰おうかと(寒いし蚊が多いが)思っていたのだが、まさか中に寝させてくれるとは。 かれから、買い出しに行って、神社の中で眠らせて貰う予定。許可してくれたオッチャンと、この神社の神様に お礼を言って使わせて頂きます。m(_"_)m








尻屋崎

赤岩神社