本日のデータ
日付8月17日(土) 天気曇りや霧時々霧雨
旅日数78日目 体調良好
寝床百人浜オートキャンプ場 現在地北海道えりも町
移動 長節湖キャンプ場ー大樹町ー広尾町ーえりも町ー百人浜オートキャンプ場

走行距離103.49km 総走行距離4437.5km
走行時間05:41 平均速度18.2km/h

黄金道路で潮かぶり
 昨日は疲れていたのでグッスリよく寝れた。朝は4:50起床。昨日日記を書き終えなかったので早く起きて書く。 朝食を済まして7:35に出発。今日は朝から濃い霧だ。R336を襟裳方面へ。霧雨が降ってきて寒い。 ウインドブレーカーを着て走る。今日は走っていてやけにお腹が減る。途中の売店でパンを買ったりジュースを買ったり して走る。
 広尾町でフンベの滝という滝があった。この滝は岩からしみ出る地下水が滝になっているそうで、川など無い所から 滝が流れているという珍しい滝だった。殆ど通りすがりに見ながら通過。この頃には霧雨は止んで、曇りか、場所によっては霧の天気になった。 広尾町を少し走ると黄金道路という海沿いの道になる。 何故黄金道路と言うかというと、この道を造るのに莫大な資金が投じられたからだそうだ。しかしこの黄金道路 油断ならない。今日は海が荒れており波が高い。いい気持ちで海側を走っていると波しぶきをモロにくらうのだ。 一度くらってしまった。防波堤にたたき付けられた波は垂直方向に跳ね上がり、海よりの道に雨のように降り注ぐのだ。 一度くらったらもう気を付けて走るようになった。まず、地面が濡れている場所は要注意だ。それからタイミング。 目の前で波しぶきが跳ねたらダッシュで次の波が来る前に通過する。もし真横で防波堤にぶつかる波の音が聞こえたら これもダッシュで通過。防波堤にぶつかってから雨の様に降ってくるまでには1秒程の空白の時間があって その間に逃げる。そんなこんなしていて何とか黄金道路を通過。しかし、この黄金道路は今も尚金が費やされているようで あっちこっちで道路の補修工事がされていた。片側通行が多くて走り難かった。
 黄金道路を抜けると、えりも町市街へ行く国道と襟裳岬へ行く道道の分かれ道がある。もちろん襟裳岬を目指すので 道道34を南下。すると、急に景色が変わった。今までは左手に荒れる海、右手に絶壁の山だったのだが、道道に入ると急に 左手は砂浜で右手は草原に変わった。視界が開けた分圧迫感が無くなり気持ちがいい。キャンプ場は道道に入って 7,8キロ行ったところにあった。今日のキャンプ場は百人浜オートキャンプ場だ。前に「オートキャンプ場」と名の付く所は値段が高いと書いたが、ここは例外で300円 と手頃な値段。なかなか静かでいい場所だ。近くに300円の銭湯もあるし。
 さて、これからゆったりと湯に浸かり冷えた体を温めるとしよう。もちろん溜まりに溜まった体の垢も洗い落とす。 今日なんて自分が臭くて耐え難いものがあった。明日は襟裳岬に行ってあとは行けるところまで行こう。  








黄金道路

今日のキャンプ場