本日のデータ | ||||
日付 | 7月 2日(火) | 天気 | 曇りのち晴れ | |
旅日数 | 32日目 | 体調 | 良好 | |
寝床 | 本目海水浴場 | 現在地 | 北海道島牧村 | |
移動 | さいの河原キャンプ場ー奥尻フェリーターミナルー瀬棚ー島牧村 | |||
走行距離 | 66.92km | 総走行距離 | 1975.1km | |
走行時間 | 3:18 | 平均速度 | 20.2km/h |
奥尻脱出 |
昨日は日記を更新後、夕日が落ちるのを待っているとライダーが一人やってきた。彼(Kさん)と、夕日が落ちるまで
いろいろと話をした。Kさんは、京都の人で、昔北海道の牧場で働いていたので、その人達に久しぶりに合いにやってきたそうだ。もう北海道に来て2週間経ち、北海道を寝袋一つであっちこっちツーリングしているらしい。
しかし、本当はその牧場に1週間位居て、フェリーで帰る予定で、北海道をあっちこっちツーリングする予定ではなかったそうだ。
なぜ彼が今奥尻島に居るか話せば長くなるので全部は書かないが、ちょっとツーリングしているうちに寝袋を買う事になり、ホームセンターで2000円程度の寝袋を買って、さらに、
ちょっと立ち寄った道の駅でスタンプラリーをやる事になってしまい、Kさんの性格上北海道の道の駅制覇しなければならなくなり、
次に行く道の駅が休館日だったので、ふらっと奥尻島に来たそうだ。寝袋一つでツーリングしていたので道の駅のベンチや、障害者用のトイレで眠っていたという。
今日は、バス停かどっかで寝る予定だそうだ。ふと、自分のテントが二人用だという事に気づいて、「良かったらテントで二人で寝ます?」というと、
喜んで誘いに乗ってきた。さっきお土産屋さんで買ってきたビールを一本渡し乾杯。9時30分頃まで話をした。
Kさんは、北海道から帰ったらアジアを旅するそうで、もう一通りの予防接種は受けたそうだ。前にインドに旅に行って
いかに自分が井の中の蛙だったかを思い知らされたそうで、自分の目で世界を見る為に行くそうだ。カッコイイ人だなと思った。
そのインドの話を少し聞いて色々と勉強になったというか、自分の知らない世界がそこにあるんだそいう気がした。
ちょっと自分もどっか海外を旅してみたいとも思った。しかし、今でも家族とかに迷惑を掛けているのでそれは流石に出来ないだろう。 10時少し前に二人で就寝。流石に狭いが、暖かく眠れた。 朝、いつもより早く5時起床。7:20のフェリーに乗るためだ。朝食抜きで支度を済まし、6時出発。Kさんも朝御飯を食べてからフェリーターミナルへ来るそうだ。 キャンプ場からフェリーターミナルまで1時間くらい掛かるかと思ったが30分ちょっとで到着した。とりあえず乗船手続きして、後から到着したKさんとお土産屋さんを見て回る。 Kさんはお土産をいっぱい買っていたが、自分はケチって、そのお店でもらった奥尻島渡航証明書をお土産とした。一昨日絵葉書も買ったからそれでいい。 自分は写真さえ残っていれば特にお土産は必要ないのだ。 7:20分フェリー出発。Kさんは出発するまで手を振って見送ってくれた。とても嬉しかった。 フェリーの中のコンセントで携帯を充電。ヤンキー風の兄ちゃんと少し話をしていたら直ぐに瀬棚に到着。9時頃だった。 朝御飯をまだ食べてないので、近くのコンビニへ行く。そこは、奥尻島に行く時も使った賞味期限切れの弁当を半額で売っている所だ。 行ってみると案の定半額弁当が売っている。適当な物を買ってフェリーターミナルの公園で食べた。 今日の目的地は本目海水浴場という無料キャンプ場。キャンプガイドによると、水が2分100円するそうなので、 一回だけお金を払ってポリタンクに詰めようと思う。100円のキャンプ場だと思えばいいのだ。 R229をひたすら北上。今日は向かい風が強く疲れる。キャンプ場に着いたのは14時頃。早いが仕方ない。 次のキャンプ場まで80キロ程あるからそこまで行くのはキツイ。 キャンプ場は本に書いてあったとおり、水が100円だった。しかし、トイレに水道がある。この水は飲めない水なのだろうか? なんの張り紙も貼ってないが。やっぱ少し怖いので100円で買うとしよう。海水浴場なので、海に面したキャンプ場で、 風が強いから砂埃が舞う。結構居心地の悪いキャンプ場だ。 あしたは、80キロ位先の盃野営場に行こうと思う。無料のキャンプ場だ。有料だが温泉も近くにあるようなので なかなか良さそうな場所に思う。 |
Kさんと |
生命の水と呼ばれる 栄浜霊泉 左側の |