本日のデータ
日付6月24日(月) 天気曇り時々晴れ
旅日数24日目 体調良好
寝床大間崎テントサイト 現在地青森県大間町
移動 野平高原キャンプ場ー仏ヶ浦ー大間崎

走行距離52.9km 総走行距離1519.31km
走行時間4:00 平均速度14.5km/h

本州最北端到達!
 昨日は雨が降ったせいか本当に寒かった。夜中、雨の音と寒さで何度も起きてしまった。 4時頃起きたとき、凄い雨が降っていたので、今日は移動しないで連泊になるかとおもったが、5:30に 起きたときには日が出ていたただ、厚い雲も切れ間から出ていた太陽で、直ぐに曇ってしまった。 曇ると凄く寒い。テントに入り、寝袋にくるまりながら朝食を食ってラジオを聴く。ラジオの天気予報によると、 北海道の南の方は午前中雨だが午後から晴れるとの事。下北半島の先のほうに居ると、北海道の南部の天気予報 を当てにした方が当たる気がする。午前中雨で午後晴れる・・・どうしよう連泊するか、午後から走るか悩む。 7時頃空を見てみると、曇ってはいるが雲は薄く明るい。そい、出発しちゃえ。と思って、支度をして8時に出発。 今日は海峡ラインの続きからだ。出発して直ぐにキツイ上り坂が続く。出発した時は寒かったのでウインドブレーカーを 着込んでいたのだが、坂を上っていると暑くなるので脱ぐ。しかし、直ぐに下り坂になって下ると寒いので、再び着る。 何度かそんなことを繰り返しているうちに、仏ヶ浦に到着。せっかく来たんだからと、海岸まで階段を下りる。 仏ヶ浦は、大した事ないだろうと思っていたのだが、スケールの大きさに圧巻された。ものすごく巨大な岩が 風や波等に浸食されて奇妙な形でそそり立っているのだ。あまりに大きな岩で、自然の強さみたいな物が、ぐっと伝わってくる。 写真に収めたいのだが、あまりの大きさにフレームに収まりきれない。20分程感動して、この光景を目に焼き付けて 再び階段を上っていく。片道10分程の道なのに、帰りはかなりきつかった。  地図では仏ヶ浦から3,4キロも行くとアップダウンがなくなりそうだったが、そんな事は無く、佐井の辺りまで 永遠アップダウンの連続キツイのなんのって。暑いのと寒いのの繰り返しでいちいちウインドブレーカーを脱ぎ着するのが面倒になり、 暑かったらウインドブレーカーのファスナーを開けて腕まくりして、寒かったらファスナーを閉めて腕まくりしていたのを下ろすようにした。 仏ヶ浦から出発して直ぐにサイクルメーターの調子がおかしい事に気づいた。どうやら電池が切れかかってるらしい。 だから、今日の記録は正確な数値では無くなってしまった。まぁ仕方ない。アップダウンをガンガン進んでいるとサルが いっぱい見れた。道路の近くに意外と居る。それに、キツネも一回だけ見れた。
 なんとか、アップダウンを越えてついに、大間崎に到着。13:40頃だった。あまりの感動と達成感に少し泣いてしまった。 近くのお土産屋さんでビール(発泡酒ではない)を、買って、一人でカンパイ。明日行くであろう北海道を見ながら飲む。 自分が到着したとき、大間崎にはチャリダーが居て、誰かと話をしていたのでビールを飲み終え、頃合いを見計らって 話しかけた。そのチャリダーは、福岡から来た人で、今日で20日目だそうだ。彼の自転車は普通のシティーサイクル で、装備は寝袋と着替えと雨具だけで、道の駅の軒下とかにシュラフにくるまって寝るそうだ。強者だ。 今日、これから北海道に入るらしい。二人で話してると、男の人がやってきて、話しかけてきた。さっき、このチャリダーと話をしていた人だ。 その人は車で旅をしているひとで、今日自分と同じルートで走ってきて何度か自分を抜いたそうだ。追いつかれちゃったよーって言っていた。 3人で写真を撮ってそれぞれお別れだ。
 きょうは、大間崎にある無料のキャンプ場大間崎テントサイトに泊まる。このキャンプ場は炊事場が綺麗で広い。 もし誰も来なかったら炊事場の中にテントを張ろう。そして、今日は(も?)酒を飲もう。最北端到達のお祝いだ。







仏ヶ浦上から見たところ

大間崎で、出会ったママチャリダーと、車で旅する人