本日のデータ
日付6月17日(月) 天気曇りのち晴れ
旅日数17日目 体調良好
寝床観欄山公園海水浴場キャンプ場 現在地青森県蟹田町
移動 龍飛崎野営場ー青函トンネル入口ー高野崎ー平舘不老不死温泉ー観欄山公園キャンプ場

走行距離61.87km 総走行距離1161.3km
走行時間3:54 平均速度15.8km/h

キャンプ場での出会い
 昨日は16時頃キャンプ場の管理人さんが帰ってしまい、今日も一人かと思いボケーっとしていたら、 ライダーが一人やってきた。管理人を捜し、ウロウロしていて、自分の所までやってきた。 「管理人さんはもう帰っちゃったから、今日ここに泊まっても、あした朝早く出発すればタダで泊まれちゃうかも知れませんよ」 と教えてあげた。そのライダーさんはすごく愛想のいい人で、話しやすい人だ。 「よかったら今日一緒に一杯飲みませんか?」と言ってくれて、「ええ、是非!!!」と迷いもせずに返事をした。 話をすると、その人はKENGOさんと言い、秋田から1泊2日のツーリングに来たとのこと。 職業は床屋さんをしていて、日曜月曜日が休みなのでその休みを利用してツーリングに来たそうだ。 一緒のキャンプサイトにテントを張り、夕食を食べながらビールを飲む。夕食は炊き込みご飯で、その具はもちろん、 ビールも、おつまみも、KENGOさんから頂いた物だ。本当に申し訳無い気持ちだったが、遠慮なく飲み、食った。 ご馳走様でした。
その日は8時頃眠ったのだが、夜の1時頃から風が出てきて風の音で何度か目が覚めてしまった。 起きたのは5:10頃。風の音のため、いつもより早く起きてしまった。テントの外に出ると、KENGOさんは もう既に起きていた。自分が朝飯を食っていと、犬がやってきて、「なんかチョーダイ」という目でこちらを見ている。 この犬は近くのヒラメだか、カレイだかの養殖場の犬で、トロという。昨日、キャンプ場の管理人さんに教えて貰ったのだ。 あまりに、カワイイ顔をしてねだるので、朝食をすこし分けてあげる。熱い熱いと言いながらペロリと食べた。 自分が朝食を食べ終わる頃、KENGOさんは出発していった。この時間管理人さんはまだ来ていないので 完全犯罪の成立だ。ちくしょう羨ましいぞ。でもお陰で楽しいキャンプが出来た。ありがとうございました。
 今日は朝から少し風があり、発電所の風車が回っていた。天気は曇っている。雨が降ってきてもおかしくない天気だ。 ここに連泊は出来ない(金銭的にツライ)ので、8時頃出発。きのう、観光客でいっぱいだった龍飛崎をもう一度見に行く。 昨日は天気が良くなかったから見えなかった北海道がよく見える。生まれて始めて肉眼で北海道を見た。 遠いが、今週中か、来週には行けるだろう。もうそんな場所に来て居るんだ。と実感した。 昨日イカ焼きを買ったお店が開いていたので、「昨日買って美味しかったからまた下買いに来ました」と言うと、 オマケして、イカをいっぱいくれた。昨日の倍は入っていた。さらに、これも食いなと、イカの薫製までくれた。ありがとう。 とてもおいしかった。
龍飛崎を後にして、R339を走る。階段国道の下から、岬の方に行くと、太宰治の文学碑があった。以外と知られていない 場所かもしれない。その文学碑には、「ここは本州の袋小路。北へ北へと進めば必ずここにたどり着く」の様なことが 書かれていた。
 文学碑を後に再び先を目指す。北海道を左手に見ながら。とちゅう、青函トンネルの入り口があった。行ってみたら、 丁度電車が来るようだった。トンネル内からカンカンという音と、ゴーという音がしたんで直ぐに分かった。 カメラを構えて待ち構えると、来たのは貨物列車。残念。新幹線が来ると思ったのに。まぁ、貨物列車でも、 運良く見れたのでラッキーだった。 今日は温泉に入ると決めていた。昨日は、ホテル龍飛に 行こうかとか思っていたが、今日の走行ルートに、温泉があったのでそこに行くことにした。値段が200円も安いからだ。 13時頃、温泉到着。300円払って入湯」。うーんさっぱりスッキリ♪
そこの温泉から、このキャンプ場までは1時間程で着いた。 このキャンプ場はまだ時期じゃなく、管理人さんが居ないため無料のようだ。草は伸び放題だが、トイレ、炊事場、コンセント 完備の文句無い場所だ。洗濯ももう済まし、今日はゆったりと時間を過ごそう。
明日は青森市街をちょろっと見て、夏泊半島まで行こうと思う。夏泊半島も坂がキツそうだ。頑張ろう。






KENGOさんと

太宰治の文学碑